【自治体向け】埼玉県庁「SNS広報研修」講師として登壇しました
- 8 時間前
- 読了時間: 4分

LUCK株式会社の砂田が、埼玉県職員の皆さまを対象とした「SNS広報研修」の講師を務めました。埼玉県庁からのご依頼で、オンラインで約100名の方が受講されました。
今回の研修テーマは、「事例とワークで学ぶ、伝わる発信のつくり方」です。
自治体にとって、SNSは単に流行している広報媒体ではありません。住民が必要とする情報を、必要なタイミングで届けるための重要な情報インフラとなっています。
一方、SNS上には日々膨大な情報が投稿されており、情報を掲載するだけでは、住民に見つけてもらえない、読んでもらえないことも少なくありません。
研修では、情報を一方的に「伝える」のではなく、受け取り手の目線に立って「伝わる」形へ翻訳することの重要性を中心に解説しました。
自治体の実例から「伝わる発信」を学ぶ

前半では、紙媒体とSNSの違いや、X、Instagram、Facebook、LINE、YouTubeなど、各媒体の特徴を紹介しました。
発信する内容や目的、届けたい相手によって、適した媒体や表現方法は異なります。イベントの参加者を募集したい場合、災害時に注意を呼びかけたい場合、長期間保存してもらいたい情報を届ける場合など、具体的な場面を想定しながら媒体の選び方を考えました。
また、東京都港区をはじめ、神戸市や兵庫県など、自治体による実際のSNS投稿も紹介しました。
話題性の高い情報を早いタイミングで発信した事例、住民が不安に感じている情報を先回りして伝えた防災投稿、Instagramのアンケート機能を活用して住民の意見を投稿内容へ反映した事例などを通じて、成果につながる発信の考え方を解説しました。
事前課題を使った投稿文章の添削
後半では、実際の自治体のお知らせをSNS投稿用の文章へ書き換えるワークを行いました。
誰に向けた情報なのかを最初に示すこと、読み手にとってのメリットを早い段階で伝えること、改行や記号を使ってスマートフォンでも読みやすくすること、詳細ページなど次の行動につながる受け皿を用意することなど、明日から実務で使えるポイントを具体的に紹介しました。
事前に提出された課題については、それぞれの工夫や良かった点を取り上げながら、より伝わりやすくするための改善方法を解説しました。
写真・画像・動画の見せ方も実践的に解説
SNSでは、文章だけでなく、写真や画像の見やすさも投稿の成果を大きく左右します。
研修では、スマートフォンで閲覧されることを前提に、写真を適切にトリミングする方法、明るさや色を調整する方法、画像内の文字を大きくシンプルに配置する方法などを紹介しました。
PowerPointを使った画像作成のデモンストレーションも行い、専門的なデザインソフトを使わなくても、日常業務の中で視認性の高い画像を作成する方法をお伝えしました。
動画についても、冒頭で関心を引くこと、無音で視聴されても内容が分かるようにテロップを入れることなど、離脱を防ぐための基本的なポイントを解説しました。
公的なアカウントに必要な配慮とリスク管理
目立つ投稿や親しみやすい表現が、必ずしも公的なアカウントに適しているとは限りません。
研修の最後には、自治体アカウントで実際に批判が集まった事例を取り上げ、さまざまな立場や生活環境の人が情報を見ることを踏まえた表現の重要性についてお話ししました。
情報を分かりやすく、魅力的に見せることと同時に、公平性や社会的な状況に配慮し、誤解や不快感を生まない表現になっているかを確認することも、自治体広報には欠かせません。
今回の研修を通じて、限られた人員や時間の中でも、文章、投稿タイミング、画像などを少し工夫することで、SNS運用の効果を高められることをお伝えしました。
LUCK株式会社では、行政・自治体の広報支援やSNS運用のアドバイスをはじめ、職員向け研修、広報ガイドラインの策定、投稿文章やクリエイティブの改善支援などを行っています。
今後も、必要な情報が必要な人へきちんと届く、「伝わる広報」の実現を支援してまいります。
研修・講演のご依頼について
情報発信を専任としている職員がいない中で、日々の広報や情報発信、SNSの利用について悩む自治体も多くあります。
今回埼玉県庁のように完全オンラインでの開催だけでなく、現地での開催やワークショップなども可能です。
各自治体のご予算に合わせて、研修費や研修内容のご相談も可能です。お気軽にご相談ください。
(※東京近郊外の現地開催の場合は、実費分となる宿泊/交通費などをご用意ください)
お問い合わせは ➡︎こちら




コメント