「自分の個性からオリジナルモンスターをつくってみよう」(自己分析からはじめるキャリア教育)と題して、いばらき子ども大学で子ども向けワークショップを行いました。
書籍『キラリモンスター』の著者 小川凜一と、デザイナーの砂田智香が、いばらき子ども大学にお邪魔し、個性やキャリアを再発見するための講義・ワークショップを行いました。
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今回子どもたちは、自分の長所や短所に目を向ける「自己分析ワーク」を通し、自分をモンスターに例え、最後には自分のモンスターと秘められた力についてみんなの前で発表してくれました。
「自分は、慎重だけど、決める時は決める、ハサミの大きいカニみたいな人です」 「私は、いろいろなものを幅広く受け止めて表現できる、耳の大きなうさぎみたいな人です」など、モンスターの形をとって自分をうまく表現してくれました。
昔より独自性が求められる今、みんなと同じことができることより、「自分」をどれだけ上手に活かせるかがどんどん重要になってきています。
しかし、「自分」について考える機会は中々ありません。
自分は何が好きなんだろう。何ができるんだろう。どこなら自分を活かせるんだろう。
こういった「自分」を社会の中で客観的に見つめる機会は、未だに就活の履歴書や面接対策のときはじめて考えてみたという場合も少なくありません。
そこで、モンスターの形をとって、「自分の“外”に自分を描く」ことで、自分を俯瞰し、客観視して、どう活かすのか、どういうルートを用意してあげるのがよいかを、考えるきっかけを作ることが、今回のプログラムのねらいでした。
「可能性は無限大」というのは、何かを目指す人にとっては力になっても、どこを目指すか迷っている人には、少し心もとない言葉だと思っています。
それよりも「可能性は有限かもしれない。でも、その限られた可能性は、他の誰も持っていない、君だけに開かれた可能性かもしれない」という、自分の独自性にワクワクできる将来の描き方を、これからも伝えていければと思っています。
<参加した生徒から寄せられた感想>
👧「字や言葉にしてみると自分を考え直したりできるのが良かった。」
👦「わからないことやどんなキラリモンスターを作るか一緒に考えてもらえていいモンスターを作ることができた。」
🧒「キラリモンスターを作ることで自分について興味が湧きました。ありがとうございました。」
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小学校向けのキャリア教育やクリエイティブに関する学びを深める社会貢献活動の一貫として、小学校や先生方と協働で授業開発や出張授業を、ボランティア活動として授業を行っております。
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